〜 2021年 くむんだー郡上の活動報告 〜

■ 2021.06.22

<第13回くむんだー郡上ワークショップ>

@ 社会福祉法人 和光児童福祉会 認定こども園 ひかりの丘こども園


令和3年度に郡上市主催で、市内の5か所の幼稚園・保育園で、くむんだーを行うことになりました。

 

ひかりの丘こども園でその第一弾となるワークショップを開催しました。 まず午前中に、にじ組(年中)・そら組(年長)27名の子どもたちが元気いっぱいに、くむんだーの組み立てをしました。

 

当日の天気は晴れで、室内のおゆうぎホールでということもあり暑かったのですが、子どもたちは汗びっしょりになりながらも熱中して取り組み、先生も「途中で飽きる子どもが全然いなかった」と感心していました。 午後は、くむんだー郡上スタッフで「くむんだーホームワーク」用のくむんだーを設置。このくむんだーは、ワークショップで使うくむんだーより少し高さを小さくしてあり、保育園内の小さい子(1~3歳児)にも遊んでもらえるように配慮しています。

 

1か月ほどのレンタル期間の途中に、安全点検を兼ねて3台のすべり台と踏板を追加します。子どもたちの驚き喜ぶ顔が今から楽しみです。おもいっきり楽しんで遊んでもらいたいと思います。

 

※ひかりの丘こども園のブログにも、ワークショップ当日の様子が紹介されました。

🌲くむんだー🌲 - 保育園 (fc2.com)

 

なお、暑い時期にヘルメットとマスク両方を着用してのワークショップは、熱中症のおそれもあるため、適宜学校や園と話し合いのうえ最適な対策をとって進めていきます。


■ 2021.06.08

<第12回くむんだー郡上ワークショップ>

@ 郡上市立相生小学校(小学5年生対象) 2nd


カネサダ番匠が行う相生小学校での出張授業は今年で7年目となりました。

 

5年生の国語の教科書に掲載されている「千年の釘にいどむ」という文章には、奈良の薬師寺再建時に、土佐鍛冶の白鷹幸伯さんが宮大工棟梁の西岡常一さんと一緒に再現した、和釘の紹介がされています。

 

私(兼定)は白鷹さんご本人からいただいたその和釘を持っています。

 

和釘はただ打つだけでは打てません。

まず、クイズを交えながら釘や鉄の歴史、仏教や建築の講義を行います。そして、生徒たちと和釘を打つ下穴を「つばのみ」という道具を使ってあけたり、和釘を打つ、その材木を切って割り釘の打ち込まれた様子を見る、といった作業を体験します。

 

そして、「昔の建築は釘を一本も使わずに建てる、っていうよね。でも白鷹さんの釘は白鳳時代から使われてきた。これは一体どういうことでしょうか?」という問いかけから、くむんだーの話、組み立てに入っていきます。

 

その釘ですが、釘は深い軒の出を持った屋根を掛けるためにはなくてはならないものなのです。

一方、建物本体は木と木による木組み、くむんだー自体がそうである柱・貫・クサビの組み合わせ、といったように木材だけで建て上げます。ここに釘を使うと、逆に建物は長持ちしなくなります。

 

以上のことを生徒たちに理解してもらい、実際に体験・体感してもらうのです。

 

くむんだーは伝統的な木造建築の二分の一のモデルであることから、こういった建築の体系的な授業を組み立てることもできるのです。


■ 2021.03.11

<第11回くむんだー郡上ワークショップ>

@ 美濃市 社会福祉法人愛育会 「美濃保育園」2nd


 昨年2月のワークショップに続き、社会福祉法人愛育会美濃保育園(岐阜県美濃市)におきまして、同園では2回目となるくむんだーのワークショップを開催させていただきました。今年度はほとんどの行事が中止になってしまったそうですが、園児たちに学年最後の想い出を作ってあげたいとの園長先生の思いから、今回の開催に至りました。

 午前には年長さん、午後には年中さんが、くむんだーを体験しました。くむんだーを組み上げたあとには滑り台を設置し、パワーアップしたくむんだーで子どもたちが思いっきり身体を動かし遊びました。みんなとっても楽しかったと伝えてくれました。

 美濃保育園では卒園していくこどもたちが新たに入園してくるこどもたちのために、自分たちで釘を打って杉の箱を作り、それを新園児が3年間椅子や机や台として使うそうです。そして卒園するときにはまた箱を作るのです。普段から木に親しむサイクルがしっかりできています。今後の生活でも木に慣れ親しんでもらえればうれしいですね。

【午前の部】

【午後の部】