〜 2019年 くむんだー郡上の活動報告 〜

■ 2019.12.08

<future earth 木曽三川流域圏の未来 シンポジウム>

@ 名古屋東京海上日動ビルディング


 名古屋大学、岐阜大学 future earthが共同で開催したシンポジウム「木曽三川流域圏の未来」にポスター展示してきました。SDGsへの取り組みをする団体が活動内容を発表するというものです。

 シンポジウムでの話題の中心は木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)流域をめぐる環境やSDGsに関連するものでしたが、川の上流域には広大な山林があります。 私たち、くむんだー郡上はSDGsにも積極的に取り組んでいます。そして、くむんだーの活動を通して山林を保全し、木曽三川流域の環境が良くなっていくように努力していきたいと思っています。 たくさんの方に興味を持ってポスター展示を見ていただき、情報交換をしました!



■ 2019.11.02・03

<ぎふの木フェスタ2019 >

@ 岐阜メモリアルセンター


 岐阜メモリアルセンターにおきまして、くむんだー岐阜さんとの共同出展を行い、2日間でなんと!!!700名を超える子どもたちに体験していただきました!お天気が良かったのもありますが、3つのくむんだーを合体させたボリューム感たっぷりの特大くむんだーが一番のポイントではないでしょうか!!

 くむんだーの会場は子供たちやお父さんお母さんで常にいっぱい。休むことなく、トンカチでクサビをたたく音が聞こえていました。また、一時間ごとの予約もビッシリで、翌日の予約も1日目からあるという予想以上の反応で、私たちも驚きを隠せませんでした。

 お天気も、参加する子どもたちの真剣な表情も、全てにおいて、とてもに充実した2日間を過ごさせていただき、感謝の気持ちで一杯です。ご参加、ありがとうございました!!


■ 2019.10.27

<第34回 相生祭 >

@ 郡上市相生公民館


10月26・27日の週末、お天気にも恵まれ、地元の公民館の相生公民館おいて、毎年恒例の「相生祭」が開催されました。

くむんだー郡上は2日目の27日(日)のみの出展でしたが、たくさんの子供たちに参加していただきました。

 

中には、3才ながらスイスイ一番上まで登っていく幼児の子もおり、上の方でカンカンコンコン、トンカチで気持ち良くクサビをたたいていました。 これについては、ちょっとビックリ・・。

また地元の中学生サポーターに当日の荷下ろしや、くむんだーの組み立てを手伝ってもらいました。

片付けに関しても、地元の地域の方々に手伝っていただき、本当に感謝の言葉もありません。

 

そして年配の方含め、いろいろな方からお言葉を掛けていただき、今後の地元での広い活動につながる、そんな嬉しい予感もありました。

今後もこの地域に還元できるよう精一杯頑張っていきますので、引き続きくむんだー郡上をどうぞよろしくお願いいたします。


■ 2019.10.22

<森の学校 〜山を楽しく遊ぼう〜 >

@ 郡上支援特別学校那比校舎 (一般社団法人郡上青年会議所主催)


10月22日、郡上青年会議所さま主催の郡上支援特別学校那比校舎を使用した「森の学校」にお声掛けいただき、くむんだーの実演を行いました!

 

雨の場合にのみ実演する、という打診ではありましたが、前日の雨、また早朝の降雨もあって、お天気がとても良かったですが、体育館の中で子供たちにくむんだーを体験してもらいました。

 

「森の学校」ということもあり、このコマは体育の授業。

森 ⇒郡上の木材を使ったくむんだー  体育 ⇒みんなでからだを動かしてくむんだー

 

・・というのを上手く掛け合わせた内容だったと思います。

 

今回は一度に40人!!というたくさんの子供たちに対して、初めて2機のくむんだーで対応しました。

2時間半という長い時間を10分の休憩のみで行いましたが、子供たちのすごい集中力には驚かされました。

一心不乱にトンカン、トンカン、クサビを打ち続ける子供たちは汗だくでもへっちゃらです!!

 

実演規模に対してスタッフが足りないと感じていましたが、青年会議所の皆さまにも上手く手伝っていただき、何とか無事ケガなく終えることが出来ました。

この度はお声掛けいただきましてありがとうございました!!


■ 2019.10.05〜06

<ウッドワンダーランド2019 くむんだー実演共催>

@ 愛知県名古屋市 ポートメッセなごや


10月5日(土)、6日(日)と、ポートメッセなごやで行われた、ウッドワンダーランド2019 の体験型イベントの「くむんだー」のお手伝いに行って来ました。 このイベントへは、一般社団法人にいみ木のおもちゃの会・くむんだー岡山 の藤本さんからのお誘いで、くむんだー滋賀とくむんだー郡上がサポートする形で実現しました。川村会長の言葉を借りると『チームメッセなごや』。

開場して間もなくは来場者数も少なく、少し心配ではありましたが、間もなくそんな事を考えいた事すら忘れるくらいのたくさんの子供たちが遊びに来てくれました。

スタッフが柱を立て、貫を差し始めると、ヘルメットを被った可愛い大工さんがトンカチとクサビを手にトンカントンカンし始めます。 小さな子は、お父さんと一緒に、コンコンコンコン。 少し大きな子は、お友達と協力して高い場所で貫を差していきます。 所狭しと、あっちでもこっちでも、トンカントンカン あっという間に組み上がっていきました。

このような体験型イベントでは、「遊ぶこと」がメインとなりがちです。 ですが、「くむんだー」の神髄は、そこに『協働の精神、林業の未来、伝統的な木造技術、五感の刺激、マナー』が絡んでくることです。 イベントで森の話を聞いてもらうのは難しいと思い込んでいましたが、川村会長は計7回、お子さんに向けて話しながらも、後ろで見守る親御さんに向けても、山の事、木の事を話してくださいました。子供たちも、真剣に話を聞いてくれていました。

あるお父さんが「知ってる?木の値段が500円なんだって」とお母さんと話しているのが耳に入ってきました。( 注)パルプ材になってしまっているという件の話です) 伝わるか伝わらないかは受け取る側に委ね、我々は真摯に発信してくことが重要なんだと、改めて気づかされました。 

そして、課題が出るたびに常にPDCAを回し、この2日の間で、どんどん内容がブラッシュアップされていきました。

イベントの最終回では、小学5年生の男の子が棟梁に任命されました。終わった後でお母さんと話をしていてびっくり、「ずっと前から大工になりたいと言ってるです。このイベントも、学校から貰ってきたチラシを見て、絶対行きたいと」と! 「1人でも2人でも、将来大工になりたいという子に出会えたらなぁ」という思いで取り組んでいるくむんだー。 その夢の一部に立ち会えた幸せな瞬間でした。 嬉しい出会いでした。

 

たくさんの子供たちからは「楽しかった」「またやりたいです」、お父さん、お母さんからは「普段とは違った姿を見られた」といった感想が多かったようです。

この2日間で、延べ400人近い子供たちに参加していただきました。本当にありがとうございました。


■ 2019.08.12

<第3回ワークショップ!in「山の日フェスタぎふ2019〜ぎふ木育WEEK〜開催!>

@ 岐阜県 岐阜市


 

8月12日に、「山の日フェスタぎふ2019~岐阜木育WEEK~に出展いたしました。

 

くむんだー郡上としては初のイベント参加でしたが、参加した子どもたちの笑顔があふれる、想像以上のワークショップとなりました。

 

そして、今回も【初】のことが目白押し。

まずは、くむんだー郡上ヘルメットが仲間入りしました!シンプルなデザインの白で統一しました。

そして、超カッコイイ道具箱も新調しました。昔はこのような木製の道具箱が一般的だったのですが、今は軽量なプラスチック製が主流となり、なかなかお目にかかれません。

 

また今回一番の【初】は主催者側からの提案である、フィナーレとのコラボレーションです。

「ワークショップの1日を1サイクル」とし4部構成としました。

①組み立て体験、②ジャングルジム遊びタイム、③山の日フェスタのフィナーレとコラボレーション、④解体=バラすんだー?、という構成です。

特に③のフィナーレでは「ふしぎな木」という絵本を用い、くむんだーを絵本に出てくる大きな木と見立てました。読み聞かせや絵本とのコラボは、私たちだけでは出来ない、とても価値のある取り組みでした。

 

たった1日だけでしたが、スタッフ一同、学びの多い日となりました。

また、お手伝いいただいた方や、今回ご依頼いただきました協会の方々に対しまして、改めて深く感謝申し上げます。

引き続き、くむんだー郡上は定期的にこのようなワークショップを開催してまいります。

お近くで開催の際はぜひご参加くださいね!

 

もしご興味のある方、ご質問のある方がいらっしゃいましたら、HP内のフォームよりお問い合わせください。


※HP等への写真使用については参加者の方に事前確認をしています

※BGMが流れますのでご注意ください。


■ 2019.07.02

<第2回くむんだー郡上実演 郡上市立相生小学校ワークショップ開催!>

@ 岐阜県 郡上市 八幡町


 

くむんだー郡上、日本での1回目の実演が地元で開催されました。

学校関係者の皆さま、そして開催にあたり準備や当日のお手伝いなど、いろいろご協力ありがとうございました。

 

今回は授業の一環と言うこともあり、「和釘」についての講話と釘打ち体験も1コマ目で行った上での”くむんだー”の組み立てでした。
楽しい!だけではない、”くむんだー”の本質的なところも少しは感じてもらえたのではないかと思います。

 

子どもたちからは、

「こんな細い木だし、初めはすごくグラグラ揺れていて心配でしたが、最後はみんなで登れるくらいまでになって驚きました!」
と楽しい中にも”くむんだー”について頭と体でしっかり体感していただけていたようでした。

今後も県内を中心に活動してきますので、引き続きよろしくお願いいたします。


■ 2019.04.06

<祝!第1回くむんだー郡上実演>

@ Ecole Japonaise du Nord – Pas de Calais フランス


 

くむんだー郡上、初の実演はフランスの地で行われました!

NPO法人つくしん棒さまと協力し、フランス北部ノール・パ・ド・カレー地方の日本時学校の学校祭に出展させていただき、日本が誇る木の文化・建築の文化を体で知っていただく機会として”くむんだー”を実演いたしました。また、かんな屑で製作した造花、組子細工の体験なども合わせて提供させていただきました。
そして、この事業は「公益財団法人 岐阜県国際交流センターの平成31年度の国際交流事業」として支援をうけております。

学校関係者の皆さまやくむんだー協会川村会長夫妻、また国籍問わず多くの方にご協力いただき、無事開催することができました。

本当にありがとうございました。

※音声が出ますのでご注意ください。