2026年 秋期プロジェクトについて


2026年秋に実施を計画しています「海外プロジェクト」について、正月明け早々、ヨーロッパ(スイス・フランス・ドイツ)へ渡航し、候補先にてプレゼンテーションを行ってまいりました。

 

今回、岐阜県産材の新たな可能性を視野に入れながら、現地で活動している建築家にパートナーとしてご協力いただき、2024年11月にフランス・コルマール市の小学校で開催した第2回企画案の提案に加え、新たな候補先も含め、合計10カ所を訪問し、「くむんだーワークショップ」や「伝統的な建築技術のレクチャー」を中心に、それぞれの地域や教育機関の特性に合わせた内容を提案いたしました。

 

くむんだーワークショップについては、資料や映像による説明にとどまらず、デモンストレーション用の小型くむんだーを持参し、実際に組み立てを体験いただき、また継手・仕口のモックアップについては、手に取って触れていただくことで、日本の伝統的な木造技術の精度と合理性を、体感を通して理解していただきました。対話についても非常に充実し、有意義な時間だったと思います。

 

特に印象的なのは、実物を目で見て、触れ、体験することで、ワークショップを実施した際に生まれる教育的効果や社会的価値を、瞬時に読み取ってくださる方が多かったことです。ヨーロッパの方々の感性の豊かさと、本質を見抜く力の高さを強く感じると同時に、岐阜県産材が持つ潜在的な国際的可能性を改めて実感いたしました。

 

今回は比較的小さなスケールでの提案ではありましたが、これらの取り組みを通じて、岐阜県産材を「素材」ではなく「文化的価値を伴うブランド」として位置づけ、より大きなプロジェクトへと発展していくことをとても楽しみです。


〜 日豪文化交流 2025 in Australia  〜


2025年2月、約2年間、準備をして参りましたオーストラリア3都市での“くむんだーワークショップ”を含むすべての事業が盛大に開催できた事をご報告いたします。

 

この事業は、キャンベラ・ホバート・シドニーの3つの都市における、くむんだーワークショップや木工ワークショップ、そしてシンポジウムや講演会は、私たちが想像していたよりも非常に多くの方に参加いただき、また関係者含め「日本の伝統的な建築や木工の文化」を体感していただくことができました。

 

参加した子どもたちの笑顔や真剣なまなざし、保護者の方からの感謝の言葉、そして同じ目的を持って事業を構築した現地関係者の方々との信頼関係。

 

短い期間ではありましたが、くむんだー郡上として発足後、最大の事業がこのように皆さまの支え合って大成功で終えられたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。



〜 くむんだー郡上の活動報告 〜