〜 2022年 くむんだー郡上の活動報告 〜

■2022.09.13

<第28回 くむんだーワークショップ>

@郡上市立 石徹白保育園、石徹白小学校(令和4年度郡上市木製ジャングルジム体験指導委託業務)


石徹白保育園児12名、石徹白小学校児童13名の計25名の合同での「くむんだーワークショップ」を開催しました。

今までのワークショップでは、山や木の話をすることが多かったのですが、今年は木構造に主眼を置いて、子どもたちに分かりやすく話してみようと思っています。「くむんだー」のつくりは、京都清水寺の舞台と全く同じ構造になっています。

その説明は今まで通りするのですが、日本人が木を使って建物をどうやって作ってきたのかを説明するために、今回からさらに橋を加えました。日本で一番美しい木造の橋は、山口県岩国市の「錦帯橋」です。写真を子どもたちに見せたら、すぐに「錦帯橋!」と答えた児童がいるのには驚かされました。

子どもたちの目の前で即興で作った「鬼の橋」にはとても興味を持ってもらえました。実際に全ての子どもたちに上に乗ってもらい、その強さを体験してもらいました。「くむんだー」の強さは、ワークショップを体験した子どもたちはみんな良く分かっています。シンプルな木の構造で、これだけの強さが出せることに、みんな一様に驚きます。

 

さて、保育園や幼稚園での「くむんだーワークショップ」と「くむんだーホームワーク」は以下のスケジュールで行っています。

 

・)午前中の「くむんだーワークショップ」で園児が、くむんだーの組み立て・解体を体験する。午後に「くむんだーホームワーク」用のくむんだーをスタッフが組み立てる。

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・)その後1か月間ほど保育園にレンタルする。

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・)ワークショップに参加した子ども(たいていは年長・年中児)だけでなく、年少児・未満児など、全ての園児に「くむんだー」で遊んでもらえる。

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・)「くむんだーホームワーク」開始約2週間後に、点検を兼ねて園を訪れ、滑り台と踏板を設置する。このタイミングに合わせて「クミノワークショップ」を子どもたちと行う。

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・)残りの2週間、園児たちは滑り台付きの「くむんだー」と「クミノ」でたっぷりと木に触れて遊ぶ。

 

皆さんも是非「くむんだー」と「クミノ」で遊んでくださいね。


■2022.08.19

<第27回 くむんだーワークショップ>

@郡上市立 はちまん幼稚園(令和4年度郡上市木製ジャングルジム体験指導委託業務)


令和4年度の郡上市木製ジャングルジム体験指導委託業務の第1回目として、はちまん幼稚園にて「くむんだーワークショップ」を開催しました。

参加したのは年長(きりん組)の11名。みんな元気いっぱいに、くむんだーの組み立てと解体を行いました。

昼食を挟んで、午後からは郡上市産の杉と桧で作った積み木「クミノ」のワークショップを行いました。「クミノ」はただ積むだけではなく、組み合わせていろいろな形を作ることができる、とってもユニークな積み木です。子どもたちはキリンやお花、ロボットを作ったりと自由な発想で楽しみました。

最後には全員で大きなお家を作り、みんなで扉を開ける合言葉「ひらけ!ごま!」を大きな声で心を一つにして叫びました。すると不思議なことに、本当に扉が開くんです!

1ヶ月間の「くむんだーホームワーク」の期間中、子どもたちは「くむんだー」と「クミノ」の両方でたっぷりと遊びました。令和4年度の郡上市木製ジャングルジム体験指導委託業務では、市内の6保育園・幼稚園と6小学校の計12ヶ所を巡回します。楽しみにしていてください!


■2022.03.08

<第25回 くむんだーワークショップ>

@社会福祉法人 愛育会 美濃保育園


美濃保育園での「くむんだーワークショップ」は今年で3回目となりました。 もともと2月に予定されていたのですが、2度3度と延期となり、もうこの日がダメなら今年の開催は見送ると言っていた園長先生の熱い思いが通じ、無事開催することができました。

 

当日の様子は、3月9日の岐阜新聞に紹介されましたので、そちらの記事を転載します。

 

○ <令和4年3月9日 岐阜新聞 中濃地域版>

美濃市吉川町の美濃保育園で8日、木製ジャングルジム「くむんだー」を組み立てて遊ぶ体験が行われ、年長児34人が2組に分かれて楽しんだ。

「くむんだー」は滋賀県の工務店が開発した木製玩具。柱と、柱に差し込む横木の貫、隙間を固定するくさびの三つの部材で組み立てることができ、簡単な作業で、伝統的な日本の木造建築の構造を学べるツールとして、教育現場などで活用されている。今回、郡上市の大工や製材会社らでつくる「くむんだー郡上」が指導役を務めた。

園児はヘルメットを着用し、木づちを手に大工になりきって作業。「カンカン」というくさびを打ち込む音が部屋に響き渡り、あっという間に高さ3㍍の大型ジャングルジムが完成した。ジムで遊んだ後は解体にも取り組んだ。 参加した横井桜ちゃん(6)は「難しくなかった。楽しかった」と喜んだ。くむんだー郡上のメンバーでカネサダ番匠(郡上市吉野)の兼定裕嗣さんは「木づちの音、木の手触り、においなど五感を使って木の良さを体験してもらえて良かった」と話した。

(佐名妙予)

<AM:午前の部>

<PM:午後の部>


■2022.01.13

〈第24回くむんだーワークショップ〉

@郡上市立三城小学校


郡上市立三城小学校では全校児童127名でのワークショップを行いました。

全学年ごとに1つづつのくむんだーを組み立てましたので、午前・午後の3回にわたり合計6台のくむんだーが姿を現しました。我々スタッフも総勢9名(市役所員を含めると10名)で臨みました。

 

学年ごとに大きさを変え、1~3年生は6段、4・5年生は7段、6年生は8段に挑戦しました。6段では最上段の高さは2.5mを超えますが、8段ともなると優に3mを超えます。最初は様子が分からずに戸惑っていた児童も、クサビを打ち出して慣れてくるとみな上段に登って一心不乱にクサビを打っていました。

 

児童からは終了後に感想を貼り付けた素敵な寄せ書きをいただきました。他校の児童からの感想文も含め、別の機会に紹介したいと思います。

 

今回は三城小学校の山下校長先生の感想をご紹介させていただきます。

 

「1月13日ですが、大変お世話になりました。 この『くむんだー』ですが、実際にやってみて、本当に感動しました。 ふるさと郡上の森林や木々について、建築の方法やそれを活用してきた方々の職業人としての生き方など、まさに『郡上学』(注:各学校で進める、郡上の歴史や文化を先達から学ぶ一連の学習)であり、子                    どもたちにとって大変貴重で、見方が変わる体験になったと思います。また、子どもたちが力を合わせ、一つのものを創り上げていく活動自体こそ、学校で目指している大きな要素であり、すごくありがたかったです。本当にすばらしい活動をさせていただき、ありがとうございました。 子どもたちの生き生きとした表情、楽しく遊んでいる様子を見て、ぜひ来年度もお願いしたいと思います。」

 

3回にわたるワークショップ中、山下校長先生はずっと子どもたちと一緒に参加され、楽しそうにクサビを打たれる姿が印象的でした。最後には大雪となり、吹雪の中での積み込みとなりましたが、校長先生・教頭先生には最後まで手伝っていただき、誠にありがとうございました。

 

尚、令和4年度も三城小学校にてワークショップを行うことが決まっています。また全校児童の笑顔に会えるのを、楽しみにしています!

<1年生・4年生>

<2年生・5年生>

<3年生・6年生>